Hazelcast /IMDGの特徴
A. 今後のデータ量/処理量の増加に
伴う、処理性能とスケーラビリティ課題を
優れたROIで解決


B. ほぼ汎用機( レガシー) システム並みのRASIS ( Reliability,
Availability, Serviceability, Integrity, Security)を提供(Hazelcastの
マニュアル『Hazelcastが最高のキャシュ技術である7つの理由』そ
の他参照)
Hazelcast /IMDGご紹介
1. 背景
- アプリケーションのパフォーマンス、およびスケーラビリティの2つの大きな問題の解決が必須。(ユーザ・レスポンスの改 善、データの拡大、一定時間でのバッチ処理を含む)
- パフォーマンスと回復力が最重要課題である
- 開発期間の短縮
- 大容量格納、復旧コストの低減
- 無停止運用(DB定期保守時も稼働)による、売り上げ確保、顧客満足度向上
- クレジットカード不正使用の損失の伸び率が無視できない
- WebオンラインのRASIS(信頼性、可用性、保守性、完全性、セキュリティ)の観点での不安があり、SoR(基幹系)のデジ タルトランスフォーメーション(DX)に踏み込めない
2. IMDG(In Memory Data Grid/インメモリーデータグリッド):現代の システムに求められる高速性とスケーラビリティの解決
IMDGとはひと言で言えば、「大量のデータを多数のサーバのメモリ上で分散して 管理する技術」。データをメモリ上に置くことで、高速なデータアクセスを実現してい ます。また、データを多数のサーバで分散して管理できるため、サーバを追加すること で、簡単にスケールアウトさせることができます。
データを多数のサーバで管理すると言っても、アプリケーションからは全ての データが仮想的な1つのメモリ空間に置かれているように見えます。このため、アプリ ケーションが実際に多数のサーバを認識する必要はありません。

3. Hazelcast IMDG
- 業界をリードするIMDGソリューションです。DXや、まったく新しいレベルのパフォーマンスが期待される環境では、 企業はマルチクラウドテクノロジーのエコシステムで成功するために、デジタルスピード、大規模なスケール、実用的な 視点を必要としています。Hazelcast IMDG は、タイムクリティカルなビジネス価値を提供します
- オブジェクト指向および非リレーショナル型のデータモデルを通じた高速データ処理の実現
- 動的かつ自動的に追加または削除できるサーバを介したスケーラビリティの提供
- サーバ障害発生時に複数のデータコピーを異なるマシンに保存することで、即時データリカバリを提供
- オープンソース、優れたROI
4. Hazelcast IMDGケーススタディ
① バックオフィス最適化
- 挑戦(課題)。。。大規模小売業者は、バックオフィス機能でも機敏に対応する必要があります。しかし、新しい 財務アプリケーションの追加は遅く、エンタープライズSoRのパフォーマンスにさらに影響を与えました。
- 解決。。。Hazelcast は、一般的にアクセスされるデータを格納するデータ層を作成するために展開され、応答 性を劇的に向上させました。共通のAPI フレームワークを用意すると、2 か月でなく2 日間で新しい アプリケーションを構築しました。
- 収益。。。年間18の新しいアプリ、開発コスト1億2千万円削減、加えて、データのための財務チームによる 待機の減少、継続的な管理の節約がありました。
- 挑戦(課題)。。。数十万人のデジタル顧客の新しい波をサポートする必要があった。保険料の計算に使用される データへのアクセスは、遅く、高価で、信頼性が低かった。既存のシステムは、新しいワークロードをその中で サポートできず。アップグレード/拡張はコストがかかり、競争上の優位性を維持するためには新しいデジタル イニシアチブが必要となった。
- 解決。。。既存のハードウェアへの投資を倍増/3倍にする代わりに、新しい負荷を処理するインメモリデータ層を追加。 回復力を追加しながら、必要な待機時間(10 倍に減少)を達成。
- 収益。。。推定初年度の支出を3億円節約
- 銀行の動向。。。クレジット・カードの利用は年10%の伸び率で増加。不正損失のコストも14%の伸び率で 増加。従来の機械学習(ML)の不正検出では不十分。詐欺対策の新技術が必要
- 挑戦/解決。。。既存のインフラストラクチャを拡張するとコストがかかり、スループットが向上するのみで、 待機時間は短くなりません。Hazelcast/IMDGに基づく新社内システムを開発。複数のMLモデルが同時 に展開された結果、複合スコアリングの結果・精度が向上しました。SLA は以前よりも多くの作業を 行っているにもかかわらず保持された。
- 収益。。。不正損失、誤検知から失われた手数料、それぞれの改善により0.6%の増収益となった。
御社でのHazelcast /IMDGご活用分野
- Hazelcast/IMDG(インメモリーデータグリッド)は、現在のオープンシステムでの課題を解決するものです:
ー今後のデータ量/処理量の増加に伴う、処理性能とスケーラビリティ課題を優れたROIで提供
ーほぼ汎用機(レガシーシステム)並みのRASISを提供 - 御社におかれてのご活用としては:
ー増加するパブリッククラウドのオープン化を含め、下記を推進
- 性能向上(レスポンス・スループット)
- サービス機能性向上
- バッチ処理の高速化
- システム間データ連携
- イベント駆動処理
ー汎用機並みの信頼性を求められているユーザへのDX(レガシーマイグレーション、モダナイゼーション) を推進
ー10年ほど前から導入されている、OracleCoherenceの課題解決- 日本以外の事例ですが、パフォーマンスがより優れ、しかもオープンソース、コストの観点から CoherenceからHazelcast/IMDGに変更された事例などございます
Webからの参考データ
- Hazelcastホームページ
Hazelcastインメモリデータグリッドの詳細については、www.hazelcast.com にアクセス - IMDGのトップ15プラットフォーム(PAT RESERCH社)
Top 15 In Memory Data Grid Platform in 2021 - Reviews ...にアクセス - HazelcastプレスリリースURL:
Haselcastは、日本市場のパートナーとしてTecleverを選びました。下記にアクセスください
https://hazelcast.com/press-release/hazelcast-broadens-global-partner-program-to-drive-cloudadoption/- Tecleverは、日本市場でのヘーゼルキャストのリーチを拡大する。さらに、
- 顧客のためにオンサイトにスタッフを追加する機能を含む導入支援サービスを提供します
- Tecleverホームページ: http://www.teclever.com
ご参考)日本のオフィス
テクレバーソリューションズKK
5-22-37 東五反田・品川区・東京,日本